Vitorビクター製（ビクターサービス特注品）のターンテーブルシート（ターンテーブルマット）初期型KS-1、当時でした。 大変古いながらも、貴重な新品です。
◆概要◆ ダイレクトドライブDDアナログディスクプレーヤーメーカーだった名門、Vitorビクターサービス特注品で、『低音が明確ながら、驚くほど抜けの良い中音、立ち上がりの美しい高音だ！』と太田一穂氏が特に推薦されていました。 後期型、後身のKS-2は着色され、見栄えは良いですが、音質は反って悪くなってしまいました。
◆仕様◆ 材質：メキシコ産の野豚なめし皮、直径：290mm、厚さ：1mm、重量：50g、色：天然色の肌色です。（天然材ゆえ、バラツキがございます。） 表はスエード調、裏はベルベット調で、音質も微妙に変化します。
◆比較◆ 立ち上がり重視の金属・ガラス・セラミック製はどうしてもきつく、余韻重視のシリコン・ラバー・コルクはどうしても甘くなりがちです。 現行では、47研究所47Laboratory製の鹿革4727が、豚革4728がです。 しかし豚皮は黒染めであり、質もいまいちです。（繊細な鹿、迫力の豚） 本品KS-1は、それらを両立した奇跡の逸品です。

◆音質◆ 一聴して静かになり微少音の再現性に優れ、SN比が向上します。 繊細～大迫力、微少音～インパルス、全てが素晴らしい。 音質が良くなるというより、レコードディスク本来の美音を引き出します。 適度な湿気を含むので、静電気パチパチ音が少ないです。（パチッがパッ、パッがプッに下がる） 薄く軽量なのでトーレンス等のフローティングプレーヤーにも好適です。
◆重ねて！◆ ハード系シートや吸着系シート（AudioTechnica製AT666等）に挟むと、ハード特有の素材臭・クセが取れ、スリップも防止します。（特にお薦め！） ソフトタイプのシートの上に乗せても、特にゴムのクセも無くなり好適です。（本音は単独使用！）
◆クリーニング◆ オーディオアクセサリー誌で有名だった川島繊維？のクリーニングマットにも応用出来ます。 ただのクリーナーでもレコード盤の『マイクロダスト』が除去出来、ディスクが艶やかに光ります。 しかも保存するだけで静電気が削除されます。

◆写真◆ 1枚目は表裏を写していますが、出品は1枚です。（取説はコピーでしたら、ご希望により添付します。） 2枚目は先に説明した後期KS1と後身KS-2で、今迄安価に出品してきました。
◆解析◆ 3枚目以降は、パルストレイン法を使用した音響回析です。 KS1開発に繋がる豚革シートの素晴らしさをデータでも、ご理解下さい。
◆備考◆ アナログ再生の中でも、シートは、スタビライザやターンテーブル以上に音質を左右します。 是非、貴方の素晴らしいアナログライフをご堪能下さいませ。

◆定型文◆ 一旦